カウンセラーや専門医に相談した場合、必ず「本人をつれてきてください」となります。だから本人を説得しなければなりません。「病気だから行こうよ」というのではなく、できる限り本人に不調感を自覚させることが大切です。こちらから「おかしい」と決めつけるのではなく「調子が悪いのなら、一緒にお医者さんへ行ってあげるよ」などと、水を向けていきます。
 こうした働きかけは、本人と一番親しい人が行うのが効果があります。
 もし、会社の人が気づいたなら、家族との連絡の取り方も大きな要素になります。ストレートに話すと「うちの人に限って」となってしまいがちです。話すタイミングも大切です。もし受験の子供がいたり、お年寄りを介護していると、家族にこころの余裕がなく、なかなか素直に聞けないかもしれません。専門家のアドバイスを受けながら「ご家庭では変わったことがありませんか」などと、遠まわしに聞くようにしましょう。
 精神科の医師もできれば紹介状があるにこしたことはありません。しかし、会社などでも内科とか外科のコネはあっても、精神科にはないのが現状です。だから、内科などの医師に紹介状を書いてもらうのも一方法です。なかには「大病院へ行けば大丈夫」と思っている人が多いのですが、一番のポイントは医師そのものです。患者の話をよく聞いてくれるか、納得のいく説明が受けられるかなどが大きなチェックポイントになります。
 
 
 
専門医を評価するポイント
 
病状や対応の仕方などについてよく説明してくれるか。
話をよく聞いてくれるか。
投薬だけが続くということはないか。
薬の説明をよくしてくれたか(作用、副作用、どれくらいの期間飲めばよいのかなど…)。
職場の状況に関心をもち、会社の対応などについてのアドバイスがあるか。
セカンドオピニオン(他の医師)の診断も積極的にすすめたか。
 
 
 
 
 
 
 
     
   
     
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