カウンセラーや専門医による治療が進み、病状が回復してくると、会社(役所)勤めの人にとっては、職場復帰という問題がでてきます。
 職場復帰する際に周囲の人が気をつけるべきことは、まず、その人を特別扱いしない、物事を強要しないということが大切です。
 その人に気をつかうあまり、復帰直後は、軽い仕事や責任の少ない仕事、人と接することが少ない仕事を配分することになりがちですが、逆にそのことが、当人のこころの負担になったりする場合もあり、難しい問題です。特別扱いしないで、他の人と同じように接することが大切です。
 自然で無理のない、受け入れをする意味においても、普段からメンタルヘルスについての正しい知識を身につけ、管理職だけでなく、日常的によく接する周りの人も、正しい対応ができるようになっておきましょう。
 
     
   
 
 
 こころの病気も、からだの病気と同様に、普段なにも問題がないときから気をつけておくことが大切です。
 からだの健康づくりについては、多くの人がその重要性について認識をし、積極的な取り組みを行っていますが、こころの健康となると、いまだにその大切さを認識する人は少ないのが現状でしょう。
 こころの問題も、普段からの予防的対策が大切です。たとえば、家庭内や地域内で、お互いにカウンセリング機能が十分に働いているかどうか…、親子や夫婦、同僚や、地域の諸事相談役など、日ごろから話を聞いてくれる存在があるかどうか…、そのようなこころをしなやかに保つための自分なりの方法を見つけておくことが、大切な時代になってきているといえましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
     
   
     
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