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家庭は本来は憩いの場、英気を養う場、幸せを味わう場、無償の相互援助の場、病気を癒す場であるはずです。日本の場合は「仕事と家庭は別」と、家に帰ると、仕事のことをまったく話さない男性が少なくありません。もちろん、極秘事項は話せませんが、会社での一般的な悩み、上司のこと、同僚のことや社内の噂などは、配偶者と共通の話題にするのが理想です。家族関係の良い家庭は、どんなことでも共通の問題としてとらえ、対処することができます。
どんな人でも会社でのことと、家庭でのことを切り離すことはできません。家族内にトラブルをかかえているのに、会社へ着いた途端にケロッと忘れることはできないでしょう。また、仕事が切羽詰まっている時に家庭でニコニコなどとはしていられないでしょう。
「仕事と家庭は別」とはいっていても、実際には、密接な関係があるのです。万が一、会社や仕事でトラブルがあっても、日ごろから、さまざまのことを配偶者に話しておけば、上司や友人に相談できないことでも、素直に相談できるでしょう。そして損得を考慮にいれないアドバイスが得られることもあるのです。あるいはトラブルにどっぷりと浸かっていないだけに、客観的なアドバイスが得られるかもしれません。
家庭内のことも同じです。「家庭のことは妻にまかせっきりの夫」「どうせ相談にのってくれないのだから勝手にする」という妻ではコミュニケーションは図れません。家族は最高のカウンセラーになりうることも考えて、家族関係を良好にするよう、日ごろの努力が必要です。
家族関係も社会と同じです。「上手な依存の仕方」「上手な依存のされ方」を身につけなければなりません。 |
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